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黄泉の国ですか

11 24 *2008 | Category 雑記

つーわけで、WJ買って読みましたー。

あ、なんだ。過去編になるんじゃないんじゃん?
回想シーンが入った訳ね?これくらいなら分かるよ。
っても「短い回想が入る」ことには理解ってことで、展開に納得出来た訳では…。

いやーしかし、これで泣けーと言われてもなー。
私の好きだった昔のキシーのカカシのファンとしては残念ですがひと欠片の涙も出ないよー。
ホントに死んじゃう死んじゃわないって差があったとしても「アクスレピオス」の死への魅せ方のが涙を誘いそうです。<実際には泣いてないけど(苦笑)

カカシの、偉大なパパへの劣等感と複雑な思慕、自殺という手段を取ったことに対する愛憎をひっくるめた「親子」という繋がり。その後の彼の心に起きた不幸。
これはボーイズライフでも描かれていなくて(なんせパパ部はモノローグ説明台詞で終わっちゃったからなー)、彼岸でパパに会って、子供に返った様なカカシの笑顔で、この全てのどろどろとしたものを超越した感情を表現したかったのかしら?と感じました。

多分カカシの心の結び目にはパパがいるはずだから、いつかそこをほどいてあげたいよねって読者(カカシファン)は感じていたはずです。
だから肝心な所でサクモさんを出すのは分かります。
が。…うーん。けどなぁ。ちっとも胸に響いて来ないんだよねぇ…。
それはやはり、ここに来るまでが(しつこいようだけど)あんまりにも唐突だったからだと思うんだよなぁ。

殺さないにしてもさ。
ベテランの過去に名を馳せた強い忍らしい戦いをへて、その中でふとパパやオビト、リン、師匠などを思い起こす何かがあって、あるいはカカシのその辺のモノローグとかも入れちゃっていいよ。(でも伏線なので長くしちゃ駄目ーピッピッと入れる。ピッピッと。)更に思わず読み手が「おお!」と唸る様な戦いの展開があって、それでもどうしても一撃が届かなくて……的な、週刊だったら振り返ると多少懐かしさを感じるくらいの複雑な長目の流れの後、やっとパパと再会したら、もう少し「ああ、そうなのか…」と思えたんじゃなかろうか。

ポイントは、「強い忍らしい(長く引き摺る)戦い」と「単発でピッピッと入れる伏線」だよね。
カカシファンが納得出来ない唐突感を抱くのは前者の理由が大きいだろうし、後者の伏線に関しては…なんかあったっけ?
他の忍との会話でとか、おっさん忍の「サクモ(さん)…てんてんてん」的なモノローグとか、カカシ本人以外でもやろうと思えば出来たはず。
なのにそれが無かったってことは…なんかやっぱ思いつきっぽさがどーしても払拭出来ないんだよな〜。

ライン

それとリンはやっぱり亡くなってるんですね。
こっそり生きてたら面白いのになーって思ってたんですけど。
九尾の時に亡くなったって設定なのかなー?

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このままカカシ編に突入するという噂も聞いたんですけど…うーん。やっぱそれはあまりに強引じゃないかな〜?

私はカカシスキーだからいいですよ?
カカシの謎の部分をもっともっと掘り下げたお話読みたいし、「NARUTO」ならぬ「KAKASHI」描いて欲しいくらいですよ(笑)
でも「NARUTO」ファン全てがカカシスキーって訳じゃないし、今はお里の一大事だし、ペインの謎もふっかけたし。
これ放ってカカシ(過去?)編突入して、一通り描き終えてカカシ生き返らせて、目が無くなってたり体おかしくなってたりどっか傷増えてたりして再登場してお里救いーーー?

……書いててキシーならやりそうでちと怖くなった……(苦笑)
え?有りか?キシーならこんな強引様有りなのか?(゜□゜;)

ライン

まーとにかく、ずーっと黄泉の国でだらだら語り合い始めたらさすがに「ちょっと待て!」と突っ込み入れたいですけどね。
しかし「お前はまだこっちに来ちゃ駄目だ」「まだやるべきことが有るだろ」とサクモさんが話し出したら…あっはっはーだけど(失笑)カカシが生きてさえいれば、私は目が無くなっていようがどっかおかしくなっていようが構わないですよ。

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